business-accounting

不適切会計

ダイワ通信㈱の不適切会計を徹底解説:預り在庫スキームの実態と第三者委員会報告書の要点

東証スタンダード上場のダイワ通信株式会社(証券コード:7116)の不適切会計が、第三者委員会の調査によって明らかになりました。 2025年4月21日に公表されたダイワ通信株式会社第三者委員会『調査報告書』を用いて、会計処理の手口をま...
不適切会計

いわき信用組合と反社会的勢力の関係:特別調査委員会調査報告書から読み解く

いわき信用組合の不正融資によって捻出した8.5億円~10億円が、反社会的勢力に対する提供資金に当てられていたことが、特別調査委員会の調査報告書で明らかになりました。 反社会的勢力とは、「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追...
事例

㈱サイゼリヤの経営:最高益達成と株価高騰の要因を探る

東京証券取引所プライム市場に上場する㈱サイゼリヤ(証券コード:7581)の業績が好調です。 2025年10月15日に公表された2025年8月期の最終利益は11,164百万円と、過去最高益となりました。さらに、2026年8月期は最終利...
不適切会計

㈱創建エースの粉飾決算:実態なき工事

東証スタンダード市場に上場していた株式会社創建エース(証券コード:1757)が2025年9月19日付で上場廃止となりました。有価証券報告書に虚偽記載を行ったことが上場廃止の理由です。同社の沿革と粉飾の手口をまとめます。 結論 ...
事例

黒字リストラ時代に私たちが取るべき行動:従業員から株主へ

黒字リストラの増加 黒字企業が企業組織を再構築するために実施するリストラを黒字リストラといいます。 近年、黒字リストラを行う企業が増加しています。東京商工リサーチの調査によると、2024年5月16日までに「早期・希望退職募集」...
不適切会計

エフオーアイ事件に学ぶ:売掛金が語る粉飾の兆候

エフオーアイの沿革 株式会社エフオーアイ(以下エフオーアイ)は1994年10月、プラズマ技術を応用した半導体製造装置の研究開発を目的に設立されました。 1996年に300mmシリコンウェハ用絶縁膜エッチング装置及び装置に搭載す...
事例

ニコハウス破産から学ぶ「前払金ビジネス」のリスク

前払金とは 前払金とは,商品やサービスを受け取る前に代金の一部または全額を支払うことをいいます。 実際に商品の引受やサービスの提供を受ける際に,顧客は商品代金の総額から,すでに支払った前払金を差し引いた差額分だけを支払えばよい...
不適切会計

わずか1年で上場廃止:AI企業オルツの粉飾決算

株式会社オルツとは オルツはパーソナルAI(P.A.I.)の開発を目指す企業です。同社の有価証券報告書によると,パーソナルAIとは「個人の記憶の永遠化・意思の再現・個人の価値の最大・永遠化により自律社会の実現を加速させるパーソナル人...
事例

再成長を遂げるサンリオの軌跡と未来への挑戦

株式会社サンリオ(証券コード:8136)は6期連続減収減益という苦難の経営を続けておりました(2016年3月期から2021年3月期決算)。 その後、3期連続の増収増益に転じ、V字回復を成し遂げました。 2025年5月には、同社...
事例

ispaceが体現する株式会社の本質:大航海時代から月面開発へ

2025年6月6日、株式会社ispace(証券コード:9348)の月面着陸機が再び月に接近しましたが、2度目の月面着陸は失敗したと報じられました。ispaceとはどのような企業なのでしょうか。今回は、同社のビジネスモデルや資金調達の側面か...
タイトルとURLをコピーしました